2009年 09月 06日
9月6日 テーブル塗装修復 |
1800年代 フランス製 オーク材 寄木ダイニングテーブル
サイズ W1580(最大2600)・D930・H770
(塗装前の写真)天板の塗装が劣化している状態
輪じみも多数できています
塗装はセラック(貝殻虫の分泌物を精製した物)を使用します
1800年代初期頃から塗装材料としてセラックを被膜形成として
使用しています
使用方法としては、セラックをアルコールで溶かし
タンポ塗りで塗装します
溶剤のアルコールは品質の高い物を使用します
セラック濃度を10~28%の間で調整して、使用します
湿度が高い日は白化現象が起こりやすい為、天気・環境等
により調整の必要があり、とても難しい塗装技術です
また、セラック塗装は、木製楽器(ピアノ・バイオリン等)も塗装で
使用しています
*天板の塗装を剥がし、輪じみも取り除き塗装をしています
(塗装後の写真)
現在、家具においてセラックは、アンティーク家具の修復以外では
ほとんど一般的ではありませんが、しかし今後家具を100年以上
使い続けるには、セラック塗装をお薦め致します
とても、彫刻の技術が高いです
天板の表面は寄木細工が施されています
サイズ W1580(最大2600)・D930・H770
(塗装前の写真)天板の塗装が劣化している状態
輪じみも多数できています
塗装はセラック(貝殻虫の分泌物を精製した物)を使用します
1800年代初期頃から塗装材料としてセラックを被膜形成として
使用しています
使用方法としては、セラックをアルコールで溶かし
タンポ塗りで塗装します
溶剤のアルコールは品質の高い物を使用します
セラック濃度を10~28%の間で調整して、使用します
湿度が高い日は白化現象が起こりやすい為、天気・環境等
により調整の必要があり、とても難しい塗装技術です
また、セラック塗装は、木製楽器(ピアノ・バイオリン等)も塗装で
使用しています
*天板の塗装を剥がし、輪じみも取り除き塗装をしています
(塗装後の写真)
現在、家具においてセラックは、アンティーク家具の修復以外では
ほとんど一般的ではありませんが、しかし今後家具を100年以上
使い続けるには、セラック塗装をお薦め致します
とても、彫刻の技術が高いです
天板の表面は寄木細工が施されています
by toroimeroi
| 2009-09-06 14:54
| 修復内容
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